パナソニック 帯電微粒子水がウイルスクリアランス試験でウイルスに抑制効果があることを検証

帯電微粒子水(※1)がウイルスクリアランス試験(※2)でウイルスに抑制効果があることを検証~耐性の高いウイルスや未知のウイルス(※3)に対する効果が期待~パナソニック株式会社では、水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの帯電微粒子水「ナノイー」について、ウイルスクリアランス試験を実施し、ウイルスに対して抑制効果があることをドイツのGLP(優良試験所基準)に適合した試験機関であるCharles River Biopharmaceutical Services GmbH社と共同で検証しました。自然界には、人に対して病原性を示すウイルスが多く存在し、現在も新たなウイルスが発見され続けています。たとえば、ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus, HIV)、高病原性鳥インフルエンザウイルス、SARSコロナウイルスなど(※4)は記憶に新しく、これらは国内のみならず世界中で大流行し、死者も出るなど大きな脅威となっています。今後も新たなウイルスが発見され、大流行する可能性が大いに考えられる中、ウイルスの特徴をウイルスクリアランス試験に基づくウイルス区分(エンベロープ(※5)の有無、ゲノム(※6)、サイズ)により分類し、それらを組み合わせた特徴を有する4種の物理化学的耐性別ウイルス(マウス白血病ウイルス、脳心筋炎ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタパルボウイルス)に対する帯電微粒子水「ナノイー」による抑制効果を検証しました。 この結果から、耐性の高いウイルスや未知のウイルスに対しても効果が期待できると考えます。■検証方法医薬品向けウイルスクリアランス試験(ガイドラインICHQ5A、CPMP/BMP/269/95、医薬審第329号)に基づいて選んだ4種のウイルスに対し、帯電微粒子水「ナノイー」を曝露した場合と曝露しない場合とでGLP準拠にて比較試験をおこないました。■検証結果4種のウイルスに対し、ウイルス感染価を6時間で99%抑制する効果があることを確認しました。■帯電微粒子水「ナノイー」の発生原理霧化電極をペルチェ素子で冷却し、霧化電極に空気中の水蒸気を結露させて水をつくり、霧化電極と対向電極間に高電圧を印加することで、約5~20nm(ナノメートル)の大きさの帯電微粒子水「ナノイー」が発生※1:水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの帯電した水微粒子※2:ガイドラインに基づき選定したウイルスを検証することにより、耐性の高いウイルスや未知のウイルスに対し抑制効果が推定できる試験※3:既存の学問、知識の範囲内にあるウイルス※4:高田賢藏 編、2009年、『医科ウイルス学(改訂第3版)』、p.69-73、(株)南江堂※5:ウイルス粒子の最も外側に位置する膜のこと
その有無はウイルスの種類によって決められている※6:DNAとRNAのことであり、DNAは核内で情報の蓄積や保存の役割を果たしている一方で、RNAは必要に応じて合成され、DNAの情報を一時的に処理をする【お問い合わせ先】アプライアンス社 技術本部 HA開発センターTEL:06-6908-1131(大代表)受付(平日のみ9:00~17:30)■実証データ【試験概要】医薬品向けウイルスクリアランス試験(ガイドラインICHQ5A、CPMP/BMP/269/95、医薬審第329号)に基づいて選んだ4種のウイルスに対し、帯電微粒子水「ナノイー」を曝露した場合と曝露しない場合とでGLP準拠にて比較試験をおこないました。

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